2021/12/13
『坐骨神経痛』ってなに?

皆さんこんにちは!

京王井の頭線「高井戸駅」徒歩3分

環八沿いにあるピンクの看板が目印

高井戸みやび鍼灸整骨院です。

 

最近は、寒さが本格的になり

体の不調が起こりやすい季節になってきましたね。

寒さに負けない身体作りを心がけましょう!

 

しかし、冬になると出てきてしまう症状ってありますよね…(-_-;)

 

今回のテーマは…寒くなってくると出てくるお尻の痺れ。

『坐骨神経痛です。

 

皆さんは坐骨神経痛と聞いてどのようなものを想像しますか?

大半の方は「お尻が痺れる病気」

「聞いたことあるけど良くわからない」など

と答えるはずです。

 

言葉ではよく耳にするのになぜ知らない方が多いのでしょうか。

今回は、その理由と坐骨神経痛についてお話していきます!

 

では初めに、なぜ知っている人が少ないのか。

ズバリそれは…説明する時に便利な言葉だからです。

 

というのは、

 

一般の人には坐骨神経痛というふんわりとした

”イメージ”と”言葉”が浸透しており

医療従事者からすると「こう言えば伝わるでしょ!」

みたいな便利な言葉になっちゃっているんですよね…。

 

もちろん!

医療従事者の方々は詳しい説明もしっかりできますよ!

 

坐骨神経痛を細かく言うと「坐骨周辺の神経症状による痛み」

になります。

 

「坐骨神経痛」は”病名”ではなく”症状名”です。

 

例えば、

風邪(急性上気道炎)」になると「」がでる。

腰椎椎間板ヘルニア」になると「坐骨神経痛」がでる。

 

このように、

病名”とは「風邪(急性上気道炎)」や「腰椎椎間板ヘルニア

症状名”とは「」や「坐骨神経痛」にのように

種類分けができます。

 

「咳」をする人の中には「風邪」の人が大半ですが、

「肺炎」の人や「喘息」の人もいますよね。

 

それと同じで「坐骨神経痛」になる人の中には

「腰椎椎間板ヘルニア」の人が多いですが

「脊柱管狭窄症」の人や「腰椎すべり症」

の人もいるということになります。

 

「坐骨神経痛」という言葉の意味

なんとなく分かってきましたか?

 

少し分かってきたところで

坐骨神経痛の出る代表的な病気について説明して行きます。

 

 

「腰椎椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」

この2つが代表的な病気になってきます。

 

まず「腰椎椎間板ヘルニア」とは…

 

上の画像にあるのは背骨の一部分になりなす。背骨には

骨と骨の間にクッションのような組織(椎間板)があり

髄核というゼリー状の物質を

線維輪と呼ばれる軟骨が取り囲んでいます。

過度な衝撃が加わると外側の線維輪に

亀裂が入り、髄核が外に飛び出してきます。

 

難しいですね、、イメージとしては

お饅頭がつぶれ中身が飛び出してきて

大事な神経を押しつぶしている状態です笑

 

飛び出してきた髄核が神経を圧迫するため

腰から足にかけて痛みと痺れが生じます。

 

重たいものを持ったり、長時間同じ姿勢を続ける

ことが原因になることが多いので

高齢な方より20代~40代にかけての

比較的若い男性に多い病気です。

 

2つ目は「脊柱管狭窄症」についてです。

 

背骨には、脊柱管と呼ばれるトンネル状の構造があり、

その中を脳から続く神経の束が通っています。

 

この脊柱管が上の画像に書いてあるようなさまざまな原因によって

狭くなり神経を圧迫すると四肢の痛み、痺れ、

歩行障害、排尿障害などの症状を引き起こします。

 

1番の特徴として、症状が進行していくと

100mの歩行が困難となり、やむなく休息を

取りつつ歩くようになります。(間欠性跛行)

 

加齢による骨や靭帯の変化が1番の原因なので

高齢者に発生しやすい病気になります。

 

難しい説明が終わったところで

2つの違いをみていきましょう。

「腰椎椎間板ヘルニア」  「脊柱管狭窄症」

原因: ・大きな負荷   ・加齢

年齢: ・20代~40代   ・高齢者

特徴: ・耐え難い痛み  ・間欠性跛行

 

同じ坐骨神経痛があってもこれだけ違ってきます。

今回は坐骨神経痛について長々とお話させていただきました。

少しでも皆様の疑問が無くなっていると幸いです。

 

当院では坐骨神経痛に対しての施術も行っておりますので

坐骨神経痛でお困りの方は是非一度ご相談ください。

スタッフ一同お待ちしております!

 

 

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